結婚相談所からの重要なお知らせ
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要は、汚れがひどければ、洗剤が仕事をする時間もそれだけ必要になるわけで、そのあいだに洗剤が範いてしまわないように湿布で洗剤を効かせつづけるということ。
この湿布テクは、頑固な汚れの救世主になる。
「この洗剤濃度では落ちない」-そういう見極めはサッサとつけること。
全部やり終えてから、きれいにならないことに気がついて洗剤を濃くするのでは遅すぎる。
たとえば、十センチ四方のタイル一枚、または建具1面、サッシ1枚など、最初の1枚を、どうやってやっつけるか構想を練って、洗剤の濃度を決める。
それでいけるというメドをつけて取りかからないと二度手間になる恐れがあるからだ。
汚れは、ホコリをはらうだけ、あるいはから拭きだけで終わるのが最も軽症である。
次が洗剤を使う必要のない、水拭きですむ汚れ。
その次が、洗剤を使わなければならない汚れ。
それには、洗剤拭きだけで終わるものと、洗剤を塗布しなければならないものとがある。
同じ十倍希釈の洗剤でも、洗剤液に雑巾を浸けてから絞って拭く場合は水の量が少ないので、簡単な汚れしか取れない。
スプレーヤーなどで洗剤を塗布する場合は、水を多く使うので洗剤液もたくさん汚れにくつつくことになる。
水は洗剤の力を生かすといわれるように、それによって、汚れを浮かし、溶かす力が強くなる。
ただし、それだけ洗剤分が残るので、水拭きやから拭きが必要になり、なおかつムラになる恐れもある。
最短でも三工程、洗剤濃度によっては、水拭きを二回しなければならず四工程必要になる。
できれば薄い洗剤液で落ちればそれにこしたことはない。
十五倍希釈で落ちる汚れに十倍希釈の洗剤液を使う程度なら、さほど問題はないが、三十倍ですむところに五倍希釈を使ったとなると、ムダな工程を増やすことになる。
濃い洗剤を使って強くこすっても、クリーニングは成り立つ。
だが、濃い洗剤は、素材にも掃除する人間にとってもやさしいとは言いにくい。
むやみやたらに濃い洗剤で掃除すると、その後のすすぎの工程にも時間がかかる。
最短コースで汚れは取っていきたい。
そのためには、洗剤の濃度は、汚れに応じて調節するのが鉄則だ。
プロたちの掃除を見ていて、「なるほど、これが仕上がりの差となって現れる」と発見したことがある。
キャビネットの扉やシンク、バスルーム、洗面所のボウルなど、洗剤で汚れを落としたら、水が使えるところは水で洗い流し、水が使えないところは滞れた雑巾で洗剤分を拭き取った後、彼らがいつも腰にぶら下げている「乾いたタオル」で、必ず拭き上げるのである。
ハウスクリーナーたちが言う「拭き上げ」。
これをやるかやらないかで、これほど違うものかとビックリした。
正直言って、キャビネットの扉などは、私がやるのと汚れ落ち自体はたいして違わない。
それなのに、なんとなくスッキリさわやかな仕上がりになるのは、ひとえに「拭き上げ」のおかげである。
濡れた雑巾で拭き取っただけでは、いくらしっかり絞ったつもりの雑巾でも、「拭き上げ」ほどには効果が上がらない。
拭き上げを知らなければ、そこまで止まりだったと思うし、それでも充分きれいになったと自己満足できていた。
ところが、拭き上げマジックを知って以来、その手間を惜しむのは損だと思うようになった。
とくにシンク、洗面所、バスルームは、「拭き上げ」ることによって、使うのがもったいないくらいバッグンに美しくなる。
でも、ここは毎日使う場所である。
乾いたタオルで拭き上げていたら、いくらタオルがあってもキリがない。
そこでわが家では、一度は却下した知人の方法を採用して、バスルームは身体を拭いた後のバスタオルで、洗面所とシンクは夜寝る前に手拭きタオルで水気を拭き取っておく。
それらのタオルはいずれも新しいものではなく、一日の務めを終えて多少湿っぽくなっているもの。
最後にもう一仕事してから洗濯機行きとなる。
このタオルたちの代わりに、「あっちこっちふきん」を使ってもいい。
なかでも厚手タイプの吸収力なら、何度も水気を絞らなくても拭き上げることができる。
いつでも掃除の態勢づくりハウスクリーナーたちは、よく使う掃除道具を腰にぶら下げている。
いちいち道具箱に戻っていては効率が悪いからである。
掃除好きを自任する女優のNさんは、朝起きて着替えたら、必ずポケットのあるエプロンをするという。
ポケットの中には化学雑巾が入っている。
寝室のある二階から台所のある一階に下りるとき、片側の手すりをそれで拭きながら下り、上りは逆側の手すりを拭くのだそうだ。
歩きながら、目についたホコリはこうして拭き取られ、ゴミが落ちていれば、とりあえずポケットが臨時のゴミ箱になる。
エプロンが嫌いな私は、そこで考えた。
マメな掃除を最も必要とする箇所の近くに掃除道具を置くことを。
大げさなモノを置くわけではない。
ちょこまか掃除がすぐにできる程度のモノである。
キッチンやバスルームには、もともとスポンジやナイロンたわしなどといった掃除グッズが常備されている。
トイレにはトイレブラシがある。
バスルームにはスクイージーも加わった。
問題は洗面所。
蛇口の付け根周辺は、水垢が頑固な汚れにならないうちにマメに拭き上げておきたいところである。
水垢は水気を残しておくのが原因。
マメに拭くためには、そばに雑巾を置く必要がある。
そこで、キャビネットの扉の取っ手に、「あっちこっちふきん」をかけておくことにした。
いかにも雑巾という顔をしていないので、取っ手にかけておいても違和感がなく、見た目にもあまり邪魔にならない。
吸水性はばっちり。
本来は濡らして絞って使うものだが、取っ手から外して、そのまま水気を拭く。
濡れた箇所で、ついでに蛇口を拭けば、蛇口もピカピカになる。
鏡に飛んだ歯磨き粉なども、これでサッと拭ける。
1回ごとに洗うなんて面倒なことはしない。
とりあえず元に戻しておいて、汚れたら洗濯機に放り込む。
一応、雑巾扱いではあるが、せいぜい洗面ボウル、蛇口周辺、鏡の拭き掃除に使う程度なので、私はタオルなどと一緒に洗濯することに抵抗がない。
でも、潔癖性の人はどうぞ手洗いを。
雑巾ほど厚手ではないので、洗うのも絞るのもラクですから。
ただし、固形石けんは目詰まりをおこす恐れがあるので、液体洗剤で洗うこと。
色もサイズも厚さもいろいろあるので、場所ごとに取りそろえ、使い分ければいい。
今後の課題は、トイレのロータンクの手洗い兼用蓋と手洗い吐水口。
一度、小さく切ったハイテクスポンジ(mページ)を吐水口の下に置いて、汚れたらそれでこするようにしてみたのだが、美しくない。
とりあえず隣の洗面所から掃除グッズを持ってきて掃除しているが、やはりその場にあるのとは違って、たったの二、三歩が面倒だ。
指でなぞってホコリを払うようにしてしのいでいるが、そのためには何よりもまずホコリに気づくことが先決である。
男性はロータンクに向かって用をたすので、案外ホコリに目がいくかもしれないが、トイレで手を洗う習慣のない私には、ロータンクの汚れはほとんど目に入らない。
見えないホコリは、汚れと認識されないのである。
ハウスクリーナーたちは、雑巾のことをウエスと呼ぶ。
語源はwaste(くず、廃品)0本来は古着などを切っただけの布きれで、機械などの清掃に使うもの。
四角くたたんでミシンをかけたりなどしない。
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